保育士の仕事について

昨今、保育園に入りたくても入れない待機児童が社会問題となっています。2016年には「保育園落ちた日本死ね！」というタイトルのブログが注目されました。保育園に入るための「保活」という言葉も定着してきています。かつては保育園に入るために「活動」など必要なかったのに、なぜ今こんなに保育園に入りにくい状況が起こっているのでしょうか。

ひとつは保育園の不足です。特に大都市に言えることですが、土地単価の高い大都市では、オフィスのように人を詰め込むことのできない保育園は「生産性」が低いということが挙げられます。当然、広い園庭で平屋や二階建てといった建物は大都市の中心部からは排除されることになってしまいます。ですが、大都市ほど働く人が多いわけですから、通勤に便利な立地の保育園には入園希望が殺到します。そうすると入園可能な枠から漏れる人が多数出る事態になります。

もうひとつは保育士の不足です。理由はさまざまですが、保育士の給料の低さや労働の過酷さなどがマスコミで報じられています。保育士の仕事のマイナス面の報道がなされると、保育士になろうと思っている人は不安になっても無理はありません。ですが、保育士は、子どもの健やかな成長のため、また、父母が安心して仕事をするために欠かせない存在です。保育士になる人が増え、安定して仕事を継続していくためには、保育士という仕事についての正しい情報が必要です。このサイトが、保育士になりたい人の参考になれば幸いです。

～当サイト参考サイト～
保育士不足ということもあり、近年では給与改善などの解決策も実施されています。今後保育士として働きたいと考えている方は、まずは資格取得のため学校でさまざまなことを学ぶ必要があります → 保育士 学校