人気のお仕事である保育士
仕事内容や資格の取り方について

保育士の具体的な仕事内容や、資格取得の方法について解説しています。

保育士資格

保育士資格とは、保育所などの児童福祉施設で0歳~6歳までの未習熟児の保育を行うための国家資格です。未習熟児の保育だけではなく、保護者への保育指導を行う事もできます。保育士の定義については、児童福祉法第18条の4で記述されています。1999年までは保母資格と呼ばれるものが今の保育士にあたる資格でした。その後保母という言葉が廃止されて保育士と呼び名が変わり、2003年には保母資格とは別に国家資格としての保育士資格が誕生しました。

保育士として働くためには、保育士資格を取得するのはもちろんですが、資格取得後に都道府県知事に登録申請する必要があります。申請後都道府県の保育士登録簿に名前が登録され、初めて保育士証の交付を受ける事ができます。資格を取得するだけでは保育士として働く事ができないため注意が必要です。

保育士と混同されやすい資格として幼稚園教諭免許があります。幼稚園教諭免許はその名前の通り幼稚園教師をするための免許で、どちらも未就学児に関わるという点では同じです。しかし保育所と幼稚園は管轄が違うため、資格という意味では別の扱いになります。保育士は保育に関する指導を行うと記述されているだけで、教職ともまた違います。